可愛い道具に囲まれてテンションが上がる話|キッチンエイドの仲間たち

可愛い道具に囲まれてテンションが上がる話|キッチンエイドの仲間たち

惚れ込んだものしか買わない

昔から、ものを買うときは何度も足を運ぶ癖がある。他のものと比べて、これだと惚れ込んだものでないと買わない。小さなものでも同じだ。

パン作りの道具を揃えるときも、その姿勢は変わらなかった。性能を調べ、価格と折り合いをつけ、それでも気に入らなければやめる。手でできることはなるべく道具に頼らず、自分の手の感覚を大切にしながらやってきた。


出店量が限界を迎えた

しかし、マルシェへの出店が増えるにつれて、作る量が限界に近づいてきた。

今まで必ず手でやってきた工程も「もしかして機械でできるかも?」と思い始めた。最初から丸ごと機械に任せるのではなく、手で仕上げたときと同じクオリティが出せるか、少しずつ試してみることにした。

やってみると、できる。少しずつ機械に頼る工程を増やしていくうちに、量もクオリティも上がってきた。手でやらないとダメだと思っていた工程が、実はそうでもなかった。固定観念をひとつ、また一つ外していく感覚だった。


キッチンエイドとの出会い

そこで一番頑張ってくれているのが、キッチンエイドだ。

真っ白で少し無骨なアメリカンスタイル。動きも設定もとってもシンプル。それなのに、できることは想像以上だった。

10年来愛用しているミシンを買った日と同じような高揚感と愛おしさ。名前をつけたくなるような存在感がある。


道具たちを愛でる

キッチンエイドの2代目ミキサー をはじめ、卒業するときにいただいたハンドミキサー 、大きな子、小さな子 、うちにはいろんな道具たちがいる。

毎日使い終わったら、綺麗に洗って、磨いて、消毒する。キラキラしているのを見るのが好きだ。使うことも、手入れをすることも、なんともかわいい。「愛でる」という言葉がこんなにぴったりくる対象が道具だとは、パン屋を始めるまで思いもしなかった。

道具に囲まれてテンションが上がる朝。それだけで、今日もええ一日になりそうだと思える。

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