納得のいく決断への誘導🔄小さなリスキリングの繰り返し
設立と解散、その間にある「生き方の記録」
今日は、法人設立から20年、個人事業から通算すると60年の歩みを続けてこられた事業者様の事務所を訪問。
法人解散に向けての整頓というミッションに臨みました。
これまでの経験上、「法人を辞めたい」と口にされてから実際に行動へ移されるまでには、おおよそ10年という時間が流れます。
その間に、体調やご家族の事情など、さまざまな変化が訪れるものです。
多くの場合、最後の局面でようやく力を入れ、
“やることリスト”を示しながら、静かに幕を閉じる。
しかし今回は少し違いました。
奥様の突然のご逝去という現実を受け、
社長ご本人が「早急に区切りをつけたい」という強い意志を持たれたのです。
個人資産の法人投入も最小限にし、半年という期限を設定して進行中。
その覚悟と決断に、静かに背筋が伸びました。
次世代からの新たな相談
同じ日に、久しぶりにLINEの通知が届きました。
次世代へのマイクロ法人設立して管理していくのは?という――今度は相続対策を視野に入れたご相談です。
設立と解散。
真逆のようで、どちらも個人の資産管理と深く関わります。
そしてどちらも、“納得できる決断”へ導くためのプロセスが大切です。
FPとしての使命は、単に試験に合格したとか、資格を持っているという価値ではなく、
「納得のいく伴走ができたか?」
「時には嫌味を言われても、最終的にHappyになれる提案ができたか?」
この一点に尽きると感じています。
経験という名のリスキリング
アウトプットが大事だと言われますが、
現場でのアウトプットには必ず“リスキリング”が伴います。
何度も手にしたご依頼のチャンスを愚直に向き合い最善を尽くす。それを繰り返し、
相談者の想いに寄り添いながら信頼を積み上げていく――
それがFPとしての真の成長だと、今日あらためて実感しました。