昭和の内職から令和のNPOへ

昭和の内職から令和のNPOへ

──3姉妹で働いた3日間

選択の火・水・木の3日間、
私たち3姉妹は、それぞれ来られる時間に合わせて集まり、
長女が代表を務めるNPO法人で巷で人気のぬいぐるみ?の配送作業を行った。

三女は朝から夕方まで、
私はパンの製造・出荷を短縮して昼から参戦。
そして長女は代表として、現場と施設運営をしながら
全体を統括していた。

偏差値で言うなら、
73・55・50(誰がどれかはご想像にお任せw)
おもろいバランスの3姉妹。
でも「働き方の筋力」だけは全員しっかり育ってる。


■昭和の内職が育ててくれた「働くことの根っこ」

小さかった頃の実家は、
今パン工房になっていたあの場所。

そこには繊維関係の仕事が段ボール山積みで到着、
昼は近所のおばちゃん、
夕方は子供達の友達が寄り道してくと手伝わされおやつ代をもらっていきました。今でも付き合いのある中学の同級生は「よく帰り道にバイトしたよねw」って・・・いうくらい。

納期前は母は完徹で納め、子供たちを送り出してくれていた。

その後とにかく自分のミッション達成にまっすぐに取り組んでた母
小さな報酬で大きな達成感・・思い出した、あの昭和の思い出。

あの時に学んだのは、

「働いた分だけ対価がある」
「段取り通りにやれば、どんな量も必ず終わる」

この2つ。

DNAに刻まれた「労働観」。

あの原体験が、今でも私たち3姉妹を支えている。


■3姉妹、それぞれの人生経験が現場で光った

今日面白かったは、
3姉妹のこれまで歩いてきた人生が、そのまま作業力として現場に出たこと

●三女──元デパート店員の包装技術がさすが👍

普段は主婦+コンビニ(自称:使えるオバはん)の三女

出荷の包みの方がとにかくすごい!最小の包装資材で完璧に包む。

・角の延長
・テープの貼る角度
・袋に入ったときの空気の抜き方
・仕上がりの整い方

どれも現場が「おー…」というレベル。
「包装=気遣いの形」を見せつけられた。

●次女(私)── 出荷管理と「無駄のない動き」の練習

私はパン屋×FPという立場から、
出荷管理と全体の動線の調整役を担当。

今つくづくたの思いは、
早く動くより、無駄なく動くほうが強いということ

・戻り動作をなくす
・動線を整える
・道具の位置を最適化する ・残数を把握することでゴールを定める

これを意識するだけで、作業全体の美しさが変わる。
パン作りの現場に近く、私なりの学びになった。

●長女──代表としての采配が見事

長女はNPOの代表として、
私ら姉妹の動きだけでなく、
常勤スタッフさんへの仕事の割り振りまで淡々と対応し、
いつもの施設運営も同時進行。

・発生しそうな工程の調整
・負担の偏りをなくす配置
・巻き取りのタイミング
・全体の空気を守る指揮力

まるで昭和の現場でおばちゃん達をまとめていた母の姿と重なるほど、
自然で頼もしい動きをした。


■作業は途中で「届けたい気持ち」に変わっていた

最初は淡々と箱詰め作業。
でも途中から意識が変わっていた。

「これ、多分めちゃ楽しみに待っとるて!昨日ネットで見たけどすんごい人気やった・・・いらんけどw笑笑

三女の梱包に引っ張られ、
私も長女も自然と丁寧さが増していました。

誰が受取るかはわからない。
でも、手に取った瞬間の笑顔を想像できる仕事って、やっぱり好きやゎ〜。手も口も動く動く・・。


■助け人に自分も入れて、静かな成長を感じた


この「必要な時に必要な場所へ動ける自由」は、サラリーマン
卒業後に選んだ生き方の大きなメリットやと思います。

時間をかけて自分で設計できるって、たまには
本当にありがたい。


■父が亡くなって20年。3姉妹の姿を仏前に報告したい

昨晩自分の出荷の準備に工房に寄った。そこで母と「じいさんこんな20年後を想像できなんだやろうね…」合掌 仏壇に手を合わせて母も「そらそーや。一人一回の人生やもんね」とちょこっと嬉しそうに「がんばれ!!」って言ってた。

「お父さん、亡くなって20年。
 娘3人、こんな頑張って生きています。」

母は魚をくれるんやなくて、
魚の取り方を教えてくれた人。

昭和の内職で鍛えられた「働く力」を、
令和の今、3姉妹がこうして発揮している。

この3日間は、
なんていうか父と母への「報告」みたいな時間でもありました。


■ありがとうで締まった3日間

ここでも少し、三女は主婦やなと感じた一面。お金の話をせずに帰ろうとした。

私はあえて、切り出した。いくら欲しいとか要らないとかではない。労働相当の対価を動員をかけた方も支払いたいはずである。「きもちでいい」というのは美しいようで本当に困った回答でビジネスにおいてはダメ回答だと最近特に思う。

1日目は二人とも午後からやったね早よ帰った。2日目は午前と午後入れ替わりやったね。昼からコンビニやったし。終わったの何時やったの?・・・ほんで今日は午前中から来た三女、飯食いに来たんか〜い!の12時到着の私。遠慮ないツッコミも全然平気なのが良い⭕️んで。

パパパ〜と数えてうちら有能やで最賃の倍😆として・・・その場で計算してはっきりさせた。そしたらどうでしょう!先方から助っ人代として出た費用の半分はオーナー、残りを2人で分ける感じとなった✨👏 富の総量が大きいといい⭕️ 効率よくできた証拠はここに数字となって現れた

みんな満足の結果を携えてひと段落となった。

昨晩はパンの出荷と並行で少し無理がありましたが、惜しみない親方(長女)のもてなしのエビフライ遠慮なく食べて全力で手伝ったるよ〜という意気込み。心地よい肉体労働の3日間でした。


 

ブログに戻る